当ブログ『おはようマネー』にお越しいただき誠にありがとうございます!
今回は改めて感謝の気持ちをお伝えするべく、ブログを書き始めています。
おかげ様で順調にPV数も伸びており、TwitterのDMでも感謝の言葉をたくさん頂けるようになりました。
本当にありがとうございます!
至らぬ点は多々あると思いますが、ブログ運営に、ライティングに、初心者のわりに頑張ってるほうじゃね?と自画自賛してるいる有り様です。
それでは、今回は『との』が崇拝するiimuramasao氏の虎の巻をまとめてみました。
Twitterだと過去にいくら良いことを呟いてもすぐに埋もれてしまい記憶の片隅になってしまいますよね。
本やメディア等も一切お断りしているお方なので、どんどん風化していくのは、あまりにももったいないと考えWordに書いておいたのをアップすることにしました。
内容も本一冊に匹敵するレベルで熟読することで更に理解が深まると思いますので、
iimuramasao氏のデイトレ手法に興味がない方でも学べることはあると思います。
長文になりますが、一所懸命にまとめたので是非読んで頂ければです。
虎の巻 1~10
1. デイトレはロスカットを厳守
デイトレは作戦を立て、買値・売値を決めて参戦します。ですから万が一作戦失敗の場合は未練、上昇期待を捨て、冷静にロスカットすべきです。原則 私の場合、買値の3%下でロスカットします。
2. デイトレの売買方法
基本的に銘柄数は1~3銘柄が望ましい。始値、または始値の2%下で指値買い。約定後 +3%(又は更に+3%)で売り指値する。欲を出さない事を厳守。場中の押し目買いは原則しない。どこが押し目か誰にも分からない。
3. デイトレの銘柄選定
情報での選定は一切しない。耳に入る情報の90%はデマです。客観的な数字のみ信頼する。5日(又は15日)移動平均線の変化率を応用し、始値以前の気配で、買い方の強い力を信じて選定する。
4. 24時間、常に勉強
情報収集は片寄らず全方位から収集して、相場の方向を見極めるのに役立てる。もちろん、投資顧問の推奨銘柄や外資系の動きも把握しておく。「S氏の相場観」は役に立つ。情報収集には壁を作らない。
5. 相場の仕掛け
相場を作るのには仕掛け人が必要です。情報のみで動く場合、烏合の衆なので短時間で終わります。息の長い相場を作るのには、仕掛け人の資金・度量が必要です。流れを読むには、場中のリアルチャートが必要となります。
6. 相場は常に変わる
予定は未定と云うが、相場の世界では常である。「買い」が1分先には「売り」の判断をすることすらある。知り得た情報をどう料理するかは、自分の裁量です。(柔軟な判断力)
7. 決定は決定であり、決定でない
銘柄・価格を決めて相場に入るのだが、やたらにその場その場で変更してはならない。しかし、場の流れを読み取った時は、果敢に変更する場合も必要です。(決断力)
8. 相場は人気投票で作られる
株式相場は事の善悪・真偽で買われたり・売られたりするのではない。参加者全員の流れで決定する。人気投票と同じで、皆が投票すれば、理屈無しに当選し、相場なら天井なしで上昇する。
9. 寄付き高値
好材料に反応して買い気配になった場合、私は 09:15 過ぎは買わない。 この場合、 寄付き後始値+3%以上の値上がりした場合の押し目は買わない 。 始値+3%未満の場合は押し目買いをしています。 強い銘柄は押し目さえ作らないからだ。チャンスはまた来ると信じて。
10. 相場で利益を得る心構え
唯一、利益を得る方法は「損をしない」事です。 損をしない方法だけを研究すれば、自ずと利益が積み上がります。そして、損をしない究極は「欲を出さない」事です。心が損を出す原因なのです。自分との戦いです。
虎の巻 11~20
11. 三次元チャート
チャートの読み方で普通は画面の平面チャート(二次元)を利用しているでしょう。しかし先読みをするには、今日のリアルチャートを読み、一日前・二日前のリアルを読んで、では明日は?と三次元で読むと明日が見えます。
12. 株式投資の情報
情報元は証券会社・投資顧問・ブログ・ツイッター等で、情報は氾濫しています。その99%は情報ではなく、ダメ情報です。唯一 信頼できる情報は、東証の適時開示情報だけです。しかし、発表されてからでは後の祭り。
13. 誰でも自分がベスト
人の性格は(A)相手に悪い、(B)相手が悪い に分けられる。(B)は自分がベストだと思っている。株式投資で(B)は敗退組です。 5%の勝利組は(A)の自分はベターだと思っている人に多い。◆向上心。
14. 押し目買い
順張りで株価の上昇を目当てに買う場合、原則として押し目買いはしない方が良い。押し目買いで報われるのは前場だけです。後場に入り売り物で下げている時には買い手が不在で、多くの場合に株価は上昇しません。
15. 株式投資は努力の成果が利益
歌手の石川さゆりさんは100回の練習をしてレコーディングに臨むと云う。彼女の今日の栄光は努力の賜物です。株式投資も同じで、努力して得た銘柄に幸運の女神は舞い降ります。利益は努力の量に比例します。
16. 運も実力の内
タクシー会社では、(A)売り上げは一番ではないが事故のない運転手、(B)自分の過失ではないが事故に遭った売り上げ一番の運転手 が居た場合、新車の配車は(A)に決まります。世の中では運も評価対象になるのです。
17. スウィング投資の功罪
スウィング投資家は自分で勉強する時間が少なく、他力本願の人が多い。株式市場は戦場です。戦う相手はあなたより勉強しています。投資で勝つには24時間が勉強です。勉強すれば、デイトレより利益は大きい。
18. 失敗の反省
反省だけなら猿でも出来る。しかし株式投資で、失敗に対して反省している人がどれだけいるでしょうか。多くの人が「運が悪かった」で終わらせています。実は、①流れに逆らった、②欲が強すぎたなどが原因なのです。
19. 株式相場の流れと決断
①上昇期間か下降期間かを知る
②今日の相場で〇〇銘柄が買いか売りかを9時前の気配で感じとる
③場中、上昇からの反転を場中足で見破る
④流れの変化には臨機応変で躊躇なく決断する。<決断力>
20. 5日移動平均値(M5)と同変化率
デイトレで一番大切な指標がM5です。このラインの描き方、特に数値化した場合のM5変化率が人気のバロメーターです。循環行程係数(5)で、人気が何合目かを知れば完璧な銘柄選定ができます。
虎の巻 21~24、31
21. 敗戦処理
株式相場で敗けた場合、5% LC厳守が原則ですが、万一不可能な場合(売り気配、反発期待等)は、
①前場終値で売る ②後場始値で売る ③後場終値で売る ④翌日始値で売る。
敗けた場合は 「必ず」 撤退すること。
22. 無意味な長期投資
昔から、株式投資は長期投資と云う。しかしそれは時代の流れを読める10数人(日本国内で)の話です。ネット取引の今日、スピードは早くなり、かつての優良株・成長株投資では、まぐれ当たりに頼るしか方法がない。特に個人の場合、資金を一年間寝かせて利益をどれほど得られるのか。言葉は悪いが、確率50%の 博打なみです。
23. 押し目買いとロスカットの方法
始値や買値が決定したらすぐに3~6%で指値売りを出します。利益が確定したら、株価の反転下落を予想して3%下あたりへ第2回戦の買い指値を入れます。5%を超えて下落が続く場合はロスカットをします。
24. ザラ場ストップ高の押し目買い
株価が上昇してストップ高をつけた時の押し目買いは、3%下あたりで指値買いをします。買えたら再度のストップ高を期待してストップ高値で指値売りを出します。戻りが無い場合はロスカットを決断します。ストップ高の押し目買いでは、高値より5%以上の値下がりをした場合、90%以上の確率で上に戻らない場合が多いようです。
31. 押し目買いの原則
(1)原則として押し目買いは前場のみだが、後場の場合は13時30分までとする。
(2)高値より3~6%下げた所で押し目買いをする。
(3)ロスカットは買値より3%ほど下げれば決断する。
(4)これが最重要なのだが・・・
目標とした押し目買い株価まで下げない場合、潔く諦めて決して買値を上げないこと。未練は禁物です。